1998 年に始まったすまいづくりサロンが第100 回を迎えたことを機に、サロンの運営形態を改め、この春から「森とすまいの学校」がスタート。開校式の催しとして、地域材を使った木造建築物の設計に長く取り組んでおられる三澤文子さんをお招きし、「森とすまいの学校」開校記念 講演会・建物見学会を開催しました。
三澤さんは親しみのある語り口で、森林を知り木造建築に惹かれたこと、震災後の調査を経て考えたこと、木造建築を探究し続ける想いをお話しくださいました。
翌日は、上嶋さんから郷土遺産の講義を受けた後、気賀の街歩きへ。平野さんの建物の解説も加わり、楽しい路地裏探索となりました。
最終地の子ども食堂(設計施工:番匠)では、地域材の木組みに包まれた空間で、理事長の渥美さんから子ども達の健やかな成長を願う気持ち、開設の想いを伺いました。最後は昼食をいただきながら歓談し、皆、名残惜しそうに子ども食堂を後にしました。
第一回サロンからご縁のある住まい手さんやサロンの会場提供や講師役を務めてくださった方、林業や製材に関わる方、設計者や工務店など多くの方にご参加いただき、活気あふれる二日間でした。三澤さん、皆さま、ありがとうございました。





