第65回住まいづくりサロン
「加藤醤油の見学」 〜浜松の食・浜松の木で〜
日 時:2012年3月10日(土) 13:30〜15:00
場 所:浜松市中区 加藤醤油
出席者:大人30人 子供6人(スタッフ含む)



浜松は魚が旨い。

舞阪港で揚がる鰹、浜名湖で釣れる、ヒラメやコチ。
刺身におろして、わさび醤油で頂く。
美味い、美味い。

そんな時、地元浜松で丹精込めて作られた、
美味しい醤油があったら最高だと思いませんか。

「加藤醤油」は地元浜松で醤油を作り続けています。
それも地元の天竜材を使った土蔵造りの建物で・・・。

僕達の暮らしは、大地、そして海とつながっている。
加藤醤油では、静岡県産の大豆を使用。
また、地元浜松の畑で、
大豆作りの取り組みも始めたようです。

「加藤醤油」を会場に、
楽しく熱い見学会が開催されました。

〈前回サロン案内〉

 

〈サロンの様子〉

木造で味噌蔵を
建て直すに至った経緯。
味噌のこと、醤油のこと、麹のことを
熱く熱く 語る御主人。
加藤醤油には、骨太のがっしりとした
木造建築が生み出す、
安心感と温かさがありました。

設計施工:番匠


写真:左上 建物中央に設けられた
   吹き抜け
写真:左下 仕込みが進む米麹
写真:右 見学会終了後に頂いた、
   湯豆腐とおでん

〈感想カードの紹介〉

  1. 発酵食品がクローズアップされているこの頃。塩糀の作り方などの本を買ったりしていました。とても興味深くお話を聞き、独特の家の構造にもキョロキョロ。さすが森とすまいの会の仕事!温かい湯豆腐やおでんに添えた味噌が、これまたおいしく主役になる味でした。すべて手作りで大変でしょうが、体に気をつけてがんばって下さい。
  2. お施主様と施工された方が、とても良い関係を作られていることに感心いたしました。家は人生で大きな買い物ですので、これをきっかけに、お金に替えられない人と人のつながりを得るということを知る貴重な体験になりました。
  3. 久し振りに参加させていただきました。いつもながら、「和気あいあい」の雰囲気で楽しく過ごさせていただきました。醤油屋さんという特殊な建物、また普段は見学できない建物でもあり、しかも木造建築なのが良かった。麹菌が住み着くのに、どの位の年月が掛かるのでしょうか。その頃には、もっと味のある木造の建物になるのでしょう。
  4. 木の構造がよく見えて、すばらしい建物でした。しょうゆの香りに包まれて、そして、ていねいな説明も聞けて良かったです。ありがとうございました。
  5. 外は冷たかったが、蔵の中は、湿気もあまり感じず、温熱環境がいいと感じました。味噌だれがおいしかった。