第57回住まいづくりサロン
「木造住宅実務演習 〜小屋を造ろう!〜」
日 時 :2010年7月17日(土) 9:00〜16:00
場 所 :浜松市西区館山寺町、(有)番匠敷地内
出席者 :大人26人(浜松工業高校生4名、静岡文化芸術大学生8名)



 57回サロンは、小屋を造ろう!をテーマに番匠の加工場で木材の墨付けと加工の勉強会と11坪の小さな仕事場の建て方の見学会を開催しました。
 最初に加工場で番匠の太田棟梁による仕口の加工の実演を見学し、次にプレカットと手加工の違いや特徴を太田棟梁とカクホンの伊藤社長から説明を受けました。
 そのあと今回のメインテーマの小屋の建て方の見学を行い、目の前で骨組みが形作られていく過程を見学する事が出来ました。希望者に込栓打ちを体験してもらい少しでは有りますが建て方の手伝いをして参加してもらいました。今回のサロンの学生の参加者は学校では体験できない建築の現場の物造りの面白さを学習出来たのではないかと思います。

〈感想カードの紹介〉

  1. 家づくりをみて大工さんの仕事をみて、職人さんの知恵を感じることができました。
  2. ほとんど金具を使わず、木を組むだけで建物ができあがっていく工程に素直に感動しました。大工さんたちが、和気あいあいと楽しそうに仕事をされているのが、印象的でした。
  3. 学校では習っていない組方で少し難しく感じました。実際に部品を見たり、組み立てているところを見たことがなかったので、今回はとても勉強になりました。
  4. 垂木を渡した時、「はいよ!」って言って受け取ってもらえたのが、何かうれしかった。大工っていいなあ と思いました。