第37回住まいづくりサロン
「伐採見学会」
日 時 :2005年11月27日(日)
     9:00〜14:30
場 所 :浜松市春野 田河内
出席者 :大人27人子供12人 12家族



 今回の伐採見学は森町のアマノに集合していただき、製材所で、直径1メートル以上ある小国神社の杉の木の丸太を見せてもらった後、伐採現場に向かいました。1時間半車に揺られて、小さな子には少々大変だったようです。場所は春埜山の北、比較的傾斜の緩やかな90年生の杉山でした。北側の斜面のため90年生とはいえ、直径は70センチぐらいのあまり太くはない木がほとんどでした。春野の森林組合の伐採のプロの皆さんが受け口を作ってくれた杉の木に、数人の参加者が伐採体験をさせてもらいました。今年は女性の体験希望者が多く、男性顔負けにチェーンソーをうならせて、伐採に挑戦しました。
 昼食はアマノで用意して頂いた、しし汁とサンマ、こんにゃく、メロンとおいも、お餅や漬け物と盛りだくさんの地元の食材(サンマはちょっと遠いですが…)に舌つづみを打って、秋の味覚を満喫しました。 食事の後春野森林組合の鈴木さんから、実際の木の値段を説明して頂き、あまりの安さに林業の厳しい現状を考えさせられました。これから家づくりが始まる参加者も多く実際の山を知ることで、より一層これから作る家に思い入れが深まるのではないかと思います。体験したことを生かして家づくりをして頂けたらと思います。


小国神社の杉を説明する天野さん


伐採体験をする女性

  
   

〈感想カードの紹介〉

  1. 伐採したての木の切り口がこんなに濡れているとは思いませんでした。やはり乾燥をしっかりやることは大切なんですね。チェーンソーを持って伐採体験もでき、とても楽しくて勉強になりました。
  2. はじめは木材産地を見学ということで気楽に参加させてもらったのですが林業の大変さ、木材の維持など様々な事を学びました。実際にチェーンソーの体験をさせてもらい理解の一助となりました。こうした木材を使って家を建てられるのはとても幸せな事だと思います。
  3. 3. 木がたおれたときは、すごく音がうるさかったです。はじめてみたときはこわかったです。たのしかったです。