第24回住まいづくりサロン |
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第24回のサロンは、約2年間の設計打ち合わせをかけて上棟日を向かえた、土壁の家の構造見学会を開催しました。
まず、設計者の眞瀬から建物の概要説明があり、その後、今回の建築計画に際して建て主からの要望事項の説明、そして、それを受けて設計者の考え方を、具体的に模型を使ってお話させていただきました。 後半には現場監理担当である番匠の野嶋から、貫工法の考え方やその耐震性について、実物を前にして説明させていただきました。 当日は左官職の水野親方にもご参加いただき、竹小舞の竹の割り方や、竹の編み方、土塗りの実演もして頂き、年輩の参加者が懐かしそうに見入っていたのが印象的でした。 また、大工棟梁の太田さんから、木材の伝統的な継手である“追かけ大栓継”(おっかけだいせんつぎ)の強度や加工の大変さをお話しいただき、職人の手加工の良さを再確認できたのではないかと思います。 今回見学していただいた家は、7月に完成の予定です。完成見学会も開催したいと思っていますので、皆さん楽しみにしていて下さい。 |
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〈感想カードの紹介〉
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