第71回住まいづくりサロン

森とすまいの学校Vol.1
「山内武志さん」~染めと暮らし~
日 時:2013年10月27日(土)
場 所: 浜松市東区 山内染色工房
参加者 :大人33人 子供8人 (スタッフ含む)







森すまいの会の活動が始まって15年が過ぎました。

これまで、サロンの開催を中心に様々な活動を進めてきました。



「地元の木材を使い、豊かな木の住まいを造っていくことで、豊かな地域社会を築く」、その一助になればと活動してきました。しかし、これまでを振り返ってみますと、住まいづくりという枠を超えた「広範な暮しを見つめる眼」を育てることの大切さ、その過程で僕達自身も一緒に育っていくことが必要だと改めて気付きます。こうした眼は「森」と「すまい」というキーワードを軸に、サロンに参加して頂いた、多くゲストの皆さん達から養われたと確信しています。真理は「森」の中にあらず、また「すまい」の中にも有りません。「森」と「すまい」の間にあるのだと思います。



「森とすまいの会」では、様々な価値観を持った多様な人達が集い語り合う場、学びの場を改めて生み出して行きたいと考えています。そこで「森とすまいの学校」を始めることになりました。「すまいづくり」という枠を時に離れ、様々なテーマを語り、楽しむ場を、これから創って行きます。「人」に焦点を当て、その人に迫って行きます。


ということで、初回のゲストは、
染色家の「山内武志さん」。


前回サロン案内

午前中は1時間程、染めに関する広範なお話しを伺った後、和紙を使った板締め絞りの体験会を開催しました。
午後からは、本格的な型染めの体験会を開催しました。図案を考え、型紙を彫るところから作業は始まり、最後には1枚の麻布を藍で染め上げます。 

学校の様子




藍染の技法について熱く語る、山内さん。食い入るように見つめる参加者の皆さん。
今回の学校には生まれたての赤ちゃんからおそらく70代後半の方まで、老若男女、幅広い年齢層の方が参加していました。
初対面なのに、なぜか意気投合。

写真:午前中の板締め絞りの様子


「僕は芸術家じゃなくて職人だから、頼まれたら、頼まれた物を作らなくちゃいけない。以前作った物と同じ物を作ってくれとも言われる。それが本当に難しいんだ…」芸術が、芸術として生活から遊離していることを憂い、依頼された物を作ることを、侮ってはいけないと語っていました。

大好評にて終了した「森とすまいの学校」
次回もお楽しみに!